本記事について
前作の「MX Anywhere 2S」が3年ぶりにリニューアル。
見た目がよりすっきりした印象に。
手のひらサイズのコンパクトさはそのままに。さらに7g軽くなりました。
モバイルワークで持ち運んでPC操作する方に最適な大きさです。
さらに、上位モデルの「MX Master 3」と同じ、「MagSpeedホイール」にアップグレード。
ホイール操作がより安定し、快適なスクロールになりました。
また、わずか1分の充電で3時間も使える点も見逃せない。
外出前にバッテリー切れが点灯…こんなときに便利な急速充電も搭載。
今回は「for Mac」モデルも発売で、選択肢も増えた。あなたならどっちを選ぶ?
「MX Anywhere 3(MX1700GR)」は

リニューアルでより使いやすくなりました!
レビューまとめ
- すっきりシンプルな見た目
- 持ち運びしやすいスリム設計
- 高速スクロールで効率アップ
- 必要十分な機能で使いやすい
- 専用アプリでボタンカスタム
- 確実に捉えるセンサー
- 1分の充電で3時間使える
- Win/Mac/iPad/Chrome対応
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MX Anywhere 3を知る。【付属品と外観をレビュー】
「MX Anywhere 3(MX1700GR)」はシンプルな紙パッケージ仕様になっています。

さっそく開けていきましょう。
☑MX Anywhere 3(MX1700GR) の付属品
- MX Anywhere 3 本体
- USB-A to USB-Cケーブル
- USB Unifyingレシーバー
- 取扱説明書、保証書、保証規定
- パッケージ
▼MX Anywhere 3(MX1700GR)本体の外観からレビューしていきます。
外観はすっきりした見た目。
メインの機能や「logi」のブランドロゴなどが一箇所に集約されています。
マウスとしては、小〜中型ぐらいのサイズ感。
薬指と小指は机の上に付いている状態で操作します。
重量を実測すると95g。手で持ったときにも重量感を感じさせない重さ。
今作から搭載したMagSpeedホイール。
キラリと光る金属の光沢で、見た目の高級感アップにつながっています。
MX Anywhere 3(MX1700GR)側面デザイン。
シリコン素材で、流線形の凹凸が入っています。
サイドボタンは戻る・進む機能。
親指を最小限の動きでクリックすることができる絶妙な配置です。
MX Anywhere 3(MX1700GR)の裏面デザイン。
電源スイッチや、EasySwitchの切替を行うことができます。
MX Anywhere 3(MX1700GR)はUSB-C端子を搭載。
▼付属のUSB-A to USB-Cケーブル。
コネクタに「logi」の刻印、ケーブルタイ付きなど、細かいところも作り込まれています。
バッテリー搭載モデルなので、充電することで最大70日まで使うことができます。
▼付属のUSB Unifyingレシーバー
レシーバー1つにつき、最大6台まで登録することができます。
【どう変わった?】前作 MX Anywhere 2Sと3の違いを比較
「MX ANYWHERE 2S」と「MX Anywhere 3」の違いについてまとめてみました。
大きな違いについては以下の通りです。
☑ 「MX ANYWHERE 2S」と「MX Anywhere 3」違いまとめ
ホイールの仕様が違う
「MX ANYWHERE 2S(左)」と「3(右)」の最も大きい違いはホイールの仕様です。
「MX Anywhere 3」から、「MX Master 3」で搭載されている「MagSpeedホイール」の仕様になりました。
そのため、

ホイールがより高級感のある見た目に!
>>>「MX ANYWHERE 2S」と「MX Anywhere 3」違いまとめに戻る
充電する端子が違う
「MX ANYWHERE 2S(左)」と「3(右)」で充電するための端子が違います。
「MX ANYWHERE 2S」まではmicroUSBでしたが、「MX Anywhere 3」からはUSB-C端子に変わりました。

また一つ、手持ちのデバイスの端子が統一できそうです!
>>>「MX ANYWHERE 2S」と「MX Anywhere 3」違いまとめに戻る
ボタンの数が違う
「MX ANYWHERE 2S(左)」と「3(右)」でボタンの数が違います。
具体的にはチルトボタン(< >マークの場所)が無くなりました。
「MX Anywhere 3」からは「戻る or 進むボタン」+「ホイール」でチルト(水平スクロール)操作に。

「MX ANYWHERE 2S」を使ってきた方には、この操作は慣れが必要です!
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ここが気になる…MX Anywhere 3の裏面がイマイチ
「MX Anywhere 3(MX1700GR)」について、
比べてみると、前作(Anywhere 2S)の方がよりシンプルで、洗練された印象です。
また、前作(Anywhere 2S)は印刷ではなく、刻印なのもポイント。
裏面は電源スイッチのON・OFFや、Easy-Switchでデバイス切替するときに使います。
普段は見えない場所ですが、こだわってほしかったポイントだと感じました。

細かいデザインまで気にする方は注意!
ココが良い!MX Anywhere 3を使ってみて【良かったこと3つ】
「MX Anywhere 3(MX1700GR)」を使ってみて感じた、いいところを紹介していきます。
まとめると下記の通りです。
☑ 「MX Anywhere 3」のいいところまとめ
スクロールの加減が調整できる
「MX Anywhere 3」のいいところとして、スクロールの強さが調整できること。
専用アプリLogi Optionsの「スクロールの力」を調整することでMagSpeedホイールの硬さが変えられます。
調整してみた感想をお伝えすると…
最大だと「ガリッガリッ」硬くなり少しずつスクロール
最小だと「スイーッ」と引っ掛かりがなくなり、スムーススクロール

スクロール力の調整…その発想はなかった!
>>>「MX Anywhere 3」のいいところまとめに戻る
本体が軽くなって操作も快適
「MX Anywhere 3」のいいところとして、前作(Anywhere 2S)よりも7g軽くなったこと。
実際に操作してみると、重量の数値よりも軽く感じます。
また、MagSpeedホイールを搭載したことで、スクロール操作がストレスフリー。
Excelの長い行や、コーディング作業のときにも
>>>「MX Anywhere 3」のいいところまとめに戻る
Logi Optionsで自分専用にカスタマイズ可能
「MX Anywhere 3」のいいところとして、ジブン専用にカスタマイズできること。
MXシリーズに共通してできることにはなりますが、
個人的には以下の設定がおすすめ。
☑ MX Anywhere 3 おすすめ設定
- ホイール:ホイールシフトモード
- ホイール下の切替ボタン:ジェスチャーボタン
- サイドボタン左:ページを進む
- サイドボタン右:ページを戻る
また、「ホイール下の切替ボタン:ジェスチャーボタン」の詳細な設定は以下のようにしています。
☑ MX Anywhere 3 ジェスチャー設定
- 上側:音量を上げる
- 下側:音量を下げる
- 右側:デスクトップ右に切替
- 左側:デスクトップ左に切替

ジブンだけのお気に入り操作を見つけてみましょう!
>>>「MX Anywhere 3」のいいところまとめに戻る
【MX Anywhere 3】をおすすめする人
「MX Anywhere 3」は以下の人におすすめです。
☺ 【MX Anywhere 3】をおすすめする人
いつでもどこでもマウスを使いたい方
「MX Anywhere 3」を使ってみて、場所を選ばずどこでもマウスを使いたい人におすすめします。
ガラス面でも動かせる高精度なセンサー(Darkfieldトラッキング)を搭載。
軽くて高機能なマウスを探している
「MX Anywhere 3」を使ってみて、軽くて高機能なマウスを探している方におすすめします。
カーソル操作をしてみて思うのは、とにかく軽い。
それだけでなく、ボタン割当によるカスタマイズもできて高機能なマウスに仕上がっています。
【MX Anywhere 3】をおすすめしない人
「MX Anywhere 3」を実際に使ってみて、以下を求める人にはおすすめできません。
☹ 【MX Anywhere 3】をおすすめしない人
マウスを持ち運ぶことが少ない
「MX Anywhere 3」を使ってみて、マウスを持ち運ぶことが少ない人にはおすすめしにくいです。
コンパクトで軽いことが大きなメリットですので、その良さが活かしきれない可能性があります。
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安定感のある操作ができるマウスを探している方
「MX Anywhere 3」を使ってみて、操作感がとても軽く感じました。
その反面、安定したカーソル操作をしたい人にはおすすめしにくいかなと思います。
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【比較してみた】MX Anywhere 3と他のMXシリーズと見た目を比べる
「MX Anywhere 3(左)」と前作「MX Anywhere 2S(中)」とハイエンドの「MX MASTER 3(右)」を比較してみました。
どれにしようか、迷っている方の参考になれば幸いです。
注意
まずは外観を比較してみます。
▼上から見た感じがこちら。
大きさではMX MASTER 3(右)が最も大きいサイズ。
▼側面から見たカット。
MX Anywhere 2S(左)の方が若干、高さが低いかなというぐらい。
▼充電端子が付いている向き。
MagSpeedホイールと搭載するだけで、受ける印象が違います。
また、各スペックを比較表にまとめると以下のとおりです。
製品名 | カラー | サイズ(cm) | 重量(g) | ホイール | 横スクロール | 動作日数 | 接続端子 | 接続方法 | センサー | 対応OS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ペイルグレー ローズ グラファイト | 10.05 × 6.5 × 3.44 | 99 | MagSpeedホイール | × | 70日 | USB-C to A | Unifying-USB Bluetooth | 不可視レーザー | Windows Mac iPad Chrome |
![]() | グラファイト ミッドナイトティール ライトグレー | 10.03 × 6.16 × 3.44 | 106 | 通常ホイール | ○ | 70日 | microUSB to A | Unifying-USB Bluetooth | 不可視レーザー | Windows Mac iPad |
![]() | グラファイト ミッドグレイ | 12.49 x 8.43 x 5.1 | 141 | MagSpeedホイール | ○ | 70日 | USB-C to A | Unifying-USB Bluetooth | 不可視レーザー | Windows Mac iPad |
比較表の数値からは…
横スクロールできて、コンパクトさで選ぶなら「MX Anywhere 2S」
サイズや重量から、安定性は「MX MASTER 3」が優れています。
ただ、「MX Anywhere 3」は以下の点で優れています。
☑ 【MX Anywhere 3】が優れている点
- もっとも重量が軽い
- MagSpeedホイール搭載
- 充電端子が最新のUSB-C
- 対応が取れているOSが多い

あなたならどれを選びますか?
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【まとめ】MX Anywhere 3はモバイルワーク時代に最適な最強コンパクトマウス
「MX Anywhere 3(MX1700GR)」をレビューしてきましたが、まとめると以下の通りです。
レビューまとめ
- すっきりシンプルな見た目
- 持ち運びしやすいスリム設計
- 高速スクロールで効率アップ
- 必要十分な機能で使いやすい
- 専用アプリでボタンカスタム
- 確実に捉えるセンサー
- 1分の充電で3時間使える
- Win/Mac/iPad/Chrome対応
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