本記事について
Logicool(ロジクール) MX Master 3S(MX2200sGR)を実機レビュー。静音クリック音の収録、おすすめの設定も紹介している。

WEB会議でクリック音が相手に聞こえるのはイヤだな…

図書館で静かに、でもガッツリ作業したい!
そんなあなたにピッタリなのが「MX Master 3S」というわけ。
「MX Master 3S」は「MX Master 3」からマイナーチェンジした高機能マウス。
デザインや機能は「MX Master 3」がベース。
持ち味の良さや、Mag Speedホイールでの高速スクロールは健在だ。
最大の特徴は静音クリックを採用したこと。
通常クリックと比べて約90%もノイズ音をなくせている。
MX Master 3Sのクリック音
ポコポコ音が心地よい。WEB会議でマイクに入らないレベル。
Logi Bolt接続に対応した点も大きい。
「MX Keys Mini」や「MX Mechanical」など、キーボードと接続を統一できるように。
また、センサー精度も8000DPIまでアップ。
画面の端まで少ない力でカーソル移動できる。
そんな「MX Master 3S」をレビュー。
実際どうなの?クリック音が気になるあなたに、高機能マウスの魅力が伝われば嬉しい。
レビューまとめ
- 静音クリックが思ったより静かで驚く
- Logi Bolt対応でキーボードと接続を統一
- 持ち味はそのまま、手首が疲れない
- Mag speedホイールで快適ブラウジング
- 3つの接続デバイスを瞬時に切り替え
- 充電しながらでも操作できる
注意点
- Macと統一したいなら「for Mac」
- 持ち運びで使うなら「Anywhere 3」
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Logicool(ロジクール) MX Master 3S の概要
まずは、「MX Master 3S」についてざっくりと把握していこう。
概要を以下の流れで伝えていく。
☑ MX Master 3S の概要
- MX Master 3S と 3 の仕様を比較
- 同梱物をチェック
- 外観をチェック
MX Master 3S と 3 の仕様を比較
「MX Master 3S」と「MX Master 3」の仕様を表にまとめた。
製品名 | MX Master 3 | MX Master 3S | 画像 | ![]() | ![]() |
---|---|---|
カラー 違い | ミッドグレイ | ペイルグレー |
ホイール | ||
クリック 違い | ||
DPI 違い | ||
接続性 違い | Bluetooth | Bluetooth |
ボタン | ||
チルト機能 | ||
Easy-Switch | ||
端子 | ||
付属品 違い | Unifyingレシーバー | Logi Boltレシーバー |
対応OS | macOS Chrome Linux |
「MX Master 3S」になっての変更点をまとめると…
MX Master 3 と 3Sでの違い
- ミッドグレイ が ペイルグレーに
- 通常クリック から 静音クリックに
- センサーが4000 から 8000 DPIにアップ
- Unyfing から Logi Boltに
より詳しく知りたいあなたに。
詳しくはこちらの記事でもまとめている。
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同梱物チェック
「MX Master 3S」の同梱物を確認していこう。
パッケージから、すべての同梱物を取り出す。
以下の付属品が同梱されていた。
外観チェック
「MX Master 3S」の外観をチェックしていこう。
まずは正面からの外観をチェック。
スチールでできたMagSpeed電磁気スクロールを搭載。
側面は「サムホイール」と「戻る・進むボタン」。
「サムホイール」は左右に操作できる「水平スクロール」が可能。
ここにもボタンが1つ。
親指を使ってボタン操作できる。
端子はUSB-Cを採用。
手持ちのケーブル規格が統一しやすい。
波打つようなデザイン。
手を添えたときに滑り止めの効果もある。
裏面はデバイス切り替えできる「Easy-Switchボタン」や「電源スイッチ」。
最大8000DPI の高精度センサーも搭載。
付属品のUSB-A to USB-Cケーブル。
「MX Master 3S」の充電が可能。
「MX Master 3S」は「Logi Bolt」規格に対応。
1つのレシーバーで6つのマウス・キーボードが登録できる。
MX Master 3S の使い方、おすすめ設定も紹介
「MX Master 3S」の使い方に関する部分も触れておく。
下記の流れに沿って伝えていきたい。
☑ MX Master 3S の使い方
- 初回ペアリングの方法
- Logi Options+の使い方
- おすすめの設定
初回ペアリングの方法
「MX Master 3S」の初回ペアリングの手順を解説する。
メモ
「Logi Bolt」を使った手順で解説
Logi Options+の使い方
「Logi Options+」画面の使い方について紹介。
各ボタンの割り当ての他、スクロールやポインタ速度についても調整できる。
Logi Options+ とは
「MX Master 3S」にボタン割り当てできる、Logicool公式のソフトウェアだ。
おすすめの設定
「Logi Options+」を使った「MX Master 3S」のおすすめ設定を紹介。
個人的に、以下の設定が使いやすいと感じたので、おすすめしたい。

ボタン名 | アクション |
---|---|
ホイール | |
ホイール下の切替ボタン | |
サムホイール | |
サイドボタン左 | |
サイドボタン右 |
WEBブラウジングをメインに。ポインタ速度やホイールモードを切り替えして微調整ができる。
MX Master 3S レビュー。静音クリック、Logi bolt対応に
「MX Master 3S」の使用感を踏まえてレビュー。
伝えたい内容をまとめると以下の通り。
☑ MX Master 3S レビューまとめ
- 静音クリックが思ったより静かで驚く
- Logi Bolt対応でキーボードと接続を統一
- 持ち味はそのまま、手首が疲れない
- Mag speedホイールで快適ブラウジング
- 3つの接続デバイスを瞬時に切り替え
- 充電しながらでも操作できる
静音クリックが思ったより静かで驚く
まず、クリックの静かさに驚く。
「MX Master 3S」と「3」のクリックを録音しているので、チェックしてほしい。
MX Master 3のクリック音
WEB会議ではカチッと高音が響き渡る印象です。
MX Master 3Sのクリック音
ポコポコ音が心地よい。WEB会議でマイクに入らないレベルです。
聴き比べていかがだろうか。
ちなみに、静音ボタンにはしっかり反発もあるので、押し心地も良い。
Logi Bolt対応でキーボードと接続を統一
「MX Master 3」ではできなかった、「Logi Bolt」に対応。
「MX Keys Mini」や「MX Mechanical」など、キーボードと接続が統一できる。
あれこれ接続が混在しないから、ストレスフリーに。
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持ち味はそのまま、手首が疲れない
「MX Master 3」と変わらず、持ち味の良さはそのまま。
マウスに手を添えるだけで、自然にフィットする形状。
手首が疲れず、ずっと作業できる。
Mag speedホイールで快適ブラウジング
「MX Master 3S」にも「Mag speedホイール」を搭載。
ネットサーフィン中や、コーディング作業など、目当ての場所に高速スクロール。
ピタッと止まる正確さも快適ブラウジングを支えてくれた。
3つの接続デバイスを瞬時に切り替え
「Easy-Switchボタン」でデバイス切り替えできるのも魅力。
「MX Master 3S」を自宅と会社のPCで使い分けしたい時に便利だ。
また、デバイス同士のカーソルを行き来できる「FLOW機能」も健在。
充電しながらでも操作できる
「MX Master 3S」は付属ケーブルで充電しながらでも使える。
バッテリー残量が少なくなったら、PC画面でお知らせ。
1分の充電で3時間も使える急速充電もありがたい。
本当にMX Master 3S でいい?選ぶ上で自問したい3つのポイント
果たして、本当に「MX Master 3S」を選んで良いのか。
迷っているあなたに、自問したいチェックポイントを3つにまとめた。
☑ 自問したい3つのポイント
- 静音クリックは必要?
- Macと色を統一させたい?
- 持ち運びして使いたい?
1.静音クリックは必要?
1つ目に、静音クリックが必要かどうか。
WEB会議でのマウス操作、図書館のような静かな場所での作業など
クリック音が気になる場所で使いたい人に向けた機能だ。
もし、通常クリックで良いなら、少し価格の安い「MX Master 3」でも良いかも。
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Macと色を統一させたい?
2つ目にMacと色を統一させたいか。
「MX Master 3 for Mac」なら、スペースグレイのカラーリングに合わせやすい。
「通常クリック」と「Macと合わせる」なら、「MX Master 3 for Mac」がおすすめ。
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持ち運びして使いたい?
3つ目に持ち運びして使うかどうか。
「MX Master 3S」は高機能な分、サイズは大きめ。
コンパクトで持ち運びのしやすさを優先するなら「MX Anywhere 3」をおすすめしたい。
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MX Master 3S レビュー まとめ。クリック音を気にせずガッツリ作業したいあなたに。
本記事では「MX Master 3S レビュー。静音クリック、Logi bolt対応に。おすすめ設定も紹介。」についてまとめた。
おさらいに、レビュー内容をまとめると以下の通り。
レビューまとめ
- 静音クリックが思ったより静かで驚く
- Logi Bolt対応でキーボードと接続を統一
- 持ち味はそのまま、手首が疲れない
- Mag speedホイールで快適ブラウジング
- 3つの接続デバイスを瞬時に切り替え
- 充電しながらでも操作できる
注意点
- Macと統一したいなら「for Mac」
- 持ち運びで使うなら「Anywhere 3」
クリック音を気にせずガッツリ作業したいあなたに。
「MX Master 3S」は静音クリックを搭載したことが大きな変更点。
- WEB会議のマウス操作でクリック音を入れたくない
- 図書館でガッツリ作業したいけど、周りの目が気になる
- 家族が寝た後にじっくり作業したい
こんなあなたにピッタリの高機能マウスに仕上がっている。
クリック音を気にせずガッツリ作業したいあなたに。
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