本記事について
本記事ではLogicoolから発売されている「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」を色々な切り口で比較。
比較した上でX800 MX KeysとKX1000s CRAFTがどう違うのか、画像多めで分かりやすくを心がけました。
KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」のどっちを購入するべきか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
結論からお伝えすると、
Adobe社のソフトなど制作系の業務をする方は「KX1000s CRAFT」タイピング作業がメインの方は「KX800 MX Keys」という選び方がおすすめです。
クリエイティブ入力ダイヤルとは
KX1000s CRAFTの右上に付いている円柱形のパーツのこと。Adobe社のソフト(IllustratorやPhotoshop)やMicrosoft社のソフト(Excel、Word)に対して、ボタン割当の登録をすることができます。その他、パソコン操作に役立つショートカットキーもできるので、作業の効率をアップさせることが可能です。
☑ ショートカット例をチェック
とはいえ、その他にも「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」で違いはあります。両方使ってみて分かった細かい部分の違いを解説。本記事を読めば、失敗しないキーボード選びができるはずです。
【実機レビュー】KX800 MX KeysとKX1000s CRAFTを徹底比較!違いを解説する
Logicool「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」について、以下の切り口で比較してみました。
- 仕様
- 外観
- 打鍵感
KX800とKX1000s比較1:スペック
Logicool 「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」のスペックを比較表で見ていきましょう。スマホの方なら左にスワイプすれば、隠れているところも確認できます。
製品名 | 小売価格(税込み) | クリエイティブ⼊⼒ダイヤル | 対応OS | サイズ | 重量 | キー構造 | キーレイアウト | キーピッチ | キーストローク | イルミネーション | 充電方法 | 接続方法 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KX800 MX KEYS | 430.2 × 20.5 × 131.63 mm | 810g | パンタグラフ | 113キー⽇本語レイアウト | 19.0mm | 1.8mm | ◯ | 充電式(USB Type-C) | UnifyingレシーバーもしくはBluetooth | |||
KX1000s CRAFT | 430 × 32 × 149 mm | 960g | パンタグラフ | 113キー⽇本語レイアウト | 19.0mm | 1.8mm | ◯ | 充電式(USB Type-C) | UnifyingレシーバーもしくはBluetooth |
比較表で見比べてみて、KX1000s CRAFTはクリエイティブ入力ダイヤルがあることでサイズや重量が大きくなっています。
ただ、キーボードを頻繁に動かすことは少ないし、重量がある方が安定感はあるので使用上は問題なし。
また、幅広いOSに対応しているのはKX800 MX Keysであることが分かります。"Linux、iOS、Androidで使いたい方は注意が必要"です。
結論
対応OSで選ぶならKX800 MX Keys、クリエイティブ入力ダイヤルで選ぶならKX1000s
KX800とKX1000s比較2:外観
Logicool 「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」の外観について、実機で比較していきます。
まずは正面からの見た目。横幅については同じなのでタイピングする上での使い勝手は変わりません。キー配列についてはどちらも”JIS日本語配列”になっています。
細かいですが、キー配列の中で接続するデバイスを切替するEasySwitchボタンのデザインが「KX800 MX Keys」はアイコン+数字なのに対して、「KX1000s CRAFT」は数字のみと違います。
また、カラーリングはどちらもグレー系のカラーリングではありますが、キートップとその周りのカラーが違うのが「KX800 MX Keys」、統一されているのが「KX1000s CRAFT」です。
それぞれのキーボードの上部に注目。「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」の最大の違いでもある、クリエイティブ入力ダイヤル。あるかないかで、結構印象が違います。
また、素材も異なっていてKX800 MX Keysは樹脂で成型されているのに対して、KX1000s CRAFTは金属。金属の部分はひんやりしていて夏場は気持ちいい。高級感で言えばKX1000s CRAFTの方が見た目の上質さがあります。
キーボード上部の側面には電源ボタンと、充電するための充電端子が付いています。「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」の共に”USB-C”端子で充電することが可能です。
側面の傾斜を見ていきましょう。「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」のどちらもフラットに近い傾斜の角度。若干ではありますが、KX1000s CRAFTの方がフラットに近いかなという印象です。ただ、この違いについては実際にタイピングする時に分からないぐらいの差。タイピングする際のしやすさに対して影響はありません。
「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」の裏面デザインも比較してみます。KX800 MX Keysはゴム足が6箇所付いているのに対して、KX1000s CRAFTは5箇所という違いがあります。
共通で言えることは、中心部分にシリーズ名の印字が印刷されています。ただ、正直この部分は普段使う中で見えない場所なので気にしなくて良いと思います。
結論
見た目の上質さで選ぶならKX1000s
KX800とKX1000s比較3:打鍵感
Logicool 「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」の打鍵感を比較してみました。
どちらも凹んだキー形状が特長のパンタグラフキーボード仕様。凹んだキーが指先の形状と馴染みがよく、タイピングミスが少なくなります。
また、どこを打ってもキーストロークが均一で滑らかなパーフェクト・ストロークキーを採用している点もポイント。
メカニカルキーボードと違い、カチャカチャした音は鳴らず、比較的静かな打鍵音となっています。「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」それぞれの打鍵感を動画で撮影していますので、参考にしてみてください。
KX800 MX Keysの打鍵音
KX1000s CRAFTの打鍵音
結論
KX800 MX KeysとKX1000s CRAFTのどちらも打鍵感は同じ。
KX800 MX KeysとKX1000s CRAFTの比較と違いまとめ
本記事では「KX800 MX Keys」と「KX1000s CRAFT」について、違いと比較をまとめてみました。要点をまとめると以下のとおりです。
レビューまとめ
- スペック:
対応OSで選ぶなら「KX800 MX Keys」、
クリエイティブ入力ダイヤルで選ぶなら「KX1000s CRAFT」 - 外観:見た目の上質さで選ぶなら「KX1000s CRAFT」
- 打鍵感:どちらも同じ
KX800 MX KeysとKX1000s CRAFTの決定的な違いは”クリエイティブ入力ダイヤル”があるかないか。その分、価格が約5,000円ほどアップします。
細かい違いでは、見た目の上質さもありますが、Adobe社のソフト(IllustratorやPhotoshop)やMicrosoft社のソフト(Excel、Word)など、制作系のソフトをどれだけ効率化させたいかでKX1000s CRAFTを選ぶ判断基準にすると良いでしょう。
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