本記事について
Shokz OpenCommをレビューしました。ブームマイクで場所を気にせずクリアな通話ができます。
テレワークをしながらふと思ったこと。
仕事ならZoomを使ったWEB会議、プライベートで家事や筋トレしながらのながら聴き。
AirPodsでもいいんですが、長時間使うと耳が疲れる…
スポーツによってはズレたりするんですよね…
今回レビューした「OpenComm」はそんな悩みを解決してくれる一つの答えだと感じました。
使ってみた率直な感想は、
また、Aeropexと実機で比較もしました。
どっちを選ぶか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
レビューまとめ
- 自信を持って話せるマイク性能
- 一日着けても疲れにくい装着感
- 水濡れを気にせず使える
- 5分の充電で2時間使用OK
- 持ち運び安心のハードケース
アダプター付きのOpenComm
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OpenCommのブームマイク性能を録音レビュー
「Shokz OpenComm」の通話品質をチェック。
マイクの音声を録音しました。
1.無音の場合
テレワーク(在宅勤務)で個室のWEB会議を想定しています。
2.工事音がある場合
屋外での使用を想定。
BGMに工事現場の音を「パソコンの最大音量」で鳴らしています。
録音データを収録・聞いてみて…
だと感じました。
顧客とのWEB会議や、コールセンター業務、運転中の通話など
【どう違う?】AeropexとOpenCommを比較して違いを検証
AfterShokzの「Aeropex」と「OpenComm」の違いを比較していきます。
どっちを選ぶか迷った方は参考にしてみてください。
比較した切り口は以下の通り。
- スペック
- 外観
- 装着感
- マイク性能
- 総評
比較1:AeropexとOpenCommの【スペック】を比較
「Aeropex」と「OpenComm」のスペックを比較表にまとめました。
☑
製品名 | 重量 | 防水性能 | マイク | 接続方式 | マルチペアリング | バッテリー容量 | 使用時間 | 待機時間 | 充電時間 | 急速充電 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Aeropex | 約26g | ノイズキャンセルマイク | Bluetooth5.0 | 非対応 | 145mAh | 約8時間 | 約240時間 | 約2時間 | 非対応 | |
OpenComm | 約33g | IP55 | +ブームマイク |
NFCペアリング |
比較してみて…
OpenCommの方が、マルチペアリングや急速充電など多機能なことが分かります。
結論
スペック面ではOpenCommが優れています。
比較2:AeropexとOpenCommの【外観】を比較
「Aeropex」と「OpenComm」の外観を見比べました。
大きな違いは「マイク」の部分。
ブームマイクがあるどうかで、見た目の印象がかなり違います。
ボタンの配置や形状も違います。
両方使ってみて、ボタンの押しやすさはAeropexの方が使いやすいと感じました。
結論
外観はAeropexの方がすっきり。
比較3:AeropexとOpenCommの【装着感】を比較
「Aeropex」と「OpenComm」の装着感は、どちらも軽く、疲れにくいです。
ただ、「OpenComm」の方はブームマイクを使わないときに、付け心地の面で少し邪魔かなと感じました。
結論
ブームマイクがない分、Aeropexの方が快適です。
比較4:AeropexとOpenCommのマイク性能を比較
「Aeropex」と「OpenComm」 のマイク性能をノイズ音のある環境で比較してみました。
それぞれ録音データを収録したので参考にどうぞ。
収録条件
BGMに「工事現場の音」を「パソコンの最大音量」で鳴らしています。
Aeropexの場合
OpenCommの場合
テレワークや個室でWEB会議をするなら、Aeropexでも十分かもしれません。
ただ、
結論
マイク性能はOpenCommの方が優れています。
5.【総評】AeropexとOpenCommの比較
「Aeropex」と「OpenComm」を使い比べてみて、以下のような基準で選べば失敗は少なそうです。
リモートワークや屋外の通話で使うなら
屋内での通話やスポーツまで汎用的に使うなら
ここに注意…!OpenCommを購入する前にチェックしたい【3つのポイント】
「Shokz OpenComm」を使って分かった"注意したい点"は以下の3点です。
- 耳栓は付属していない
- 充電ケーブルは専用タイプが付属
- NFCペアリングはiPhoneでは使えない
1.耳栓は付属していない
「Shokz OpenComm」は「Openmove」や「Aeropex」と違い、耳栓が付属していません。
ただ、通話メインなら耳栓は使わないです。
もし、周囲の雑音をシャットアウトしたいなら、耳栓が付属している「Openmove」、「Aeropex」を選ぶと良いでしょう。
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2.充電ケーブルは専用タイプが付属
「Shokz OpenComm」の充電ケーブルは専用です。
市販のケーブルは代用できないので、取り扱いには注意が必要です。
ちなみに、Aeropex付属のケーブルはOpenCommにも代用できます。
既に所持している方なら、使い回しが可能です。
3.NFCペアリングはiPhoneでは使えない
「Shokz OpenComm」のNFCペアリングはiPhoneで使うことができません。
Phoneユーザーは通常のBluetooth接続になる点は注意。
ただ、Bluetooth接続でも簡単にペアリングでもできるので、手順が気になる方はこちらを参考にしてみてください。
OpenCommを使ってみて分かった【良かった点3つ】
「Shokz OpenComm」を使って特に良かった点は以下の3点です。
- クリアな音声で聞き取りやすい
- 16時間の通話できるバッテリー容量
- 充電し忘れても急速充電がある<
1.クリアな音声で聞き取りやすい
「Shokz OpenComm」のマイク音声は、とにかくクリアで聞き取りやすい。
Aeropexと比較してみても、声がこもった感じにならず、周囲の雑音のカットしていることが良く分かります。
大切な相手との会話や、運転中などで使うならOpenCommが心強い相棒になってくれるはずです。
2.16時間の通話できるバッテリー容量
「Shokz OpenComm」はバッテリー搭載で約16時間の通話が可能。
フルタイムでもバッテリー切れせず十分に使えます。
仕事終わりに充電すれば、約1時間で充電が完了。
コールセンターやインサイドセールスなど、通話メインで十分使える仕様です。
個人的には長時間のWEB会議になっても、バッテリー切れしないのは心強いと感じました。
3.充電し忘れても急速充電がある
バッテリーだと、充電を忘れた時のダメージがデカい。
でも、OpenCommなら約5分の充電で約2時間の使用が可能。
仕事にならん…なんてことを回避できます。
【概要】Shokz OpenCommはマイクがウリの骨伝導
「Shokz OpenComm」の概要です。
ざっくりどんな特長がある骨伝導イヤホンなのか見ていきましょう。
- 仕様
- 付属品
- 外観
- ペアリング
- ボタン操作
1.OpenComm の仕様
「Shokz OpenComm」の仕様をまとめてみました。
製品名 | OpenComm |
---|---|
画像 | |
カラー | ライトグレー |
サイズ | |
重さ | |
イヤホン形状 | |
スピーカー | (第8世代型) |
マイク | (CVC8.0搭載) |
素材 | |
Bluetooth規格 | |
防塵防水 | |
連続使用時間 | |
充電時間 | |
充電端子 | |
対応コーデック | SBC |
対応プロファイル | |
保証期間 |
各部の名称は以下通りです。
2.OpenComm の付属品
「Shokz OpenComm」の付属品を紹介していきます。
注意
OpenCommに耳栓は付属していません。
付属品の収納ポーチ。
形状を保つことができるハードケース仕様です。
収納ポーチの内側はメッシュポケット。
ちょっとした小物を収納できます。
充電ケーブルは専用が1本付属。
収納ポーチと一緒に保管すれば、すぐに充電OK。
マグネット固定だから、接触ずれで充電できないようなことはありません。
また、初回ペアリングに関するクイックスタートガイドも付属。
Bluetoothが初めてでも迷わずできる親切設計です。
3.OpenCommの外観
「Shokz OpenComm」の外観を見ていきましょう。
表面の材質はシリコン素材になっていて、優しい手触り。
左右がチタンフレームでつながっているので、使わないときは首にかけたりできます。
「Shokz OpenComm」最大の特長が左側のイヤホンに外付けされている「ブームマイク」。
ブームマイクとは
先端にマイクを取り付けた、音を集音するための竿のようなもの。 よりクリアな音を集音するために使われるマイクの一種です。
約270°スイングする機構で、使わないときにはしまっておけます。
ブームマイク本体はマイク穴が2つ。
メインマイクで音声、サブマイクが周囲の雑音を拾い、自動で音声を調整。
クリアな音声を伝えることができます。
また、左側イヤホン部には「NFC」のロゴ。
NFC対応のAndroidスマホなら、簡単にペアリングができます。
注意
iPhoneはNFCによるBluetoothペアリングは対応していません。
右側のイヤホンはペアリングした際の操作ボタンです。
右側イヤホンの裏側にもボタンが2つ。
こちらは電源のON・OFFや音量調整ができます。
充電の際にはマグネットで脱着する専用ケーブルを使用します。
カチッとくっつけば位置ずれがないので確実に充電できます。
また、充電ポートには付着した汗や液体を検出する「漏電防止アラート」を搭載。
漏電による危険を回避することができるので安心です。
注意
本体が振動するとともに「ブーブー」とビープ音で知らせてくれます。
4.OpenComm 初回ペアリング
「Shokz OpenComm」とiPhoneを使って、ペアリングの手順を紹介。
メモ
初回のペアリング設定は3STEPで完了します。
電源ボタンを約5秒長押しで、”ペアリングモード”の日本語アナウンス。
iPhoneのBluetoothをオンにすると"OpenComm by Shokz"が表示されるのでそちらをタップ。
"OpenComm by Shokz"が接続済みのステータスに変わってペアリング完了。
日本語アナウンスで"接続しました"と流れます。
「Shokz OpenComm」は日本語アナウンスで親しみやすい。
今の状態がどうなっているか、分かりやすいです。
ちなみに、2回目以降は、「Shokz OpenComm」を起動すれば自動でiPhoneにペアリングされるから手間いらず。
電源を入れたらすぐ使えます。
5.OpenCommのボタン操作
「Shokz OpenComm」の主な操作は「マルチボタン」で行い、必要に応じて「音量+/電源ボタン」と「音量-」を使います。
押し心地もよく、意図した操作がちゃんとできて快適な操作感でした
主な操作と動作をまとめると以下の通りです。
OpenComm「マルチボタン」の操作
「マルチボタン」 | |
---|---|
操作 | 動作 |
1回押し | 音楽再生/一時停止 |
音楽再生時に2回押し | 曲送り |
音楽再生時に3回押し | 曲戻し |
着信時に1回押し | 電話に出る |
通話時に1回押し | 電話を切る |
着信時に2秒長押し | 着信拒否 | 音楽停止時に2回押し | 電話リダイヤル |
OpenComm「音量+/電源ボタン」と「音量-」の操作
「音量+/電源ボタン」・「音量-」 | |
---|---|
操作 | 動作 |
「音量+/電源ボタン」2秒長押し | 電源オン |
「音量+/電源ボタン」3秒長押し | 電源オフ |
通話時に「音量+/電源ボタン」・「音量-」を2秒長押し | ミュート |
音楽再生時に「音量+/電源ボタン」・「音量-」を3秒長押し | イコライザー切り替え |
音楽停止時に「音量+/電源ボタン」・「音量-」いずれかを1回押し | バッテリー残量確認 |
音楽再生時に「音量+/電源ボタン」を1回押し | 音量上げ | 音楽再生時に「音量-」を1回押し | 音量下げ |
【つけ心地】OpenCommはマイク重量を感じさせない装着感
「Shokz OpenComm」を一日着けての率直な感想、
メガネ感覚で着用できるので、耳が痛くなったり疲れも感じにくいです。
さらに、「Shokz OpenComm」自体が、頭部を内側に挟み込むテンションがあるので、筋トレやランニングなどの動作でもズレることもありませんでした。
【骨伝導ってどう?】Shokz OpenComm の音質
「Shokz OpenComm」で音楽を聴いて、
だと感じました。
ただ、骨伝導ヘッドセット全般にありがちな「低音が弱い」問題。
低音の物足りなさを感じます。
用途的には、スポーツや勉強、家事など”何かをしながら”のBGMとして聴く使い方がおすすめです。
参考までに2曲ほど聞いてみた感想をどうぞ。
東京事変「群青日和」
ボーカルの声は明瞭に聞き取れます。ただ、ドラムやベースの音の軽さが気になりました。
低音域をしっかり楽しむなら耳栓との併用、もしくはカナル型イヤホンをおすすめします。
スピッツ「ロビンソン」
高音域が中心の楽曲は違和感なく聴くことができます。
骨伝導にも関わらず、音の再現性には驚くばかりです。
低音をしっかり感じたいあなたに
低音を重視したモデルがついに登場。より深みのある音質を楽しみたいあなたは「OpenRun Pro」がおすすめです。
Shokz OpenComm をおすすめする人
「Shokz OpenComm」は以下の人におすすめです。
☺おすすめする人
- WEB会議が多い人
- 運転中に通話したい人
- コールセンターで使いたい人
- 通話品質を重視する人
「Shokz OpenComm」は通話性能に特化した骨伝導ヘッドセット。
ノイズキャンセルマイクで、大切な相手との通話も安心です。
また、外付けマイク搭載なのに、約32gと軽い装着感。
長時間のWEB会議や、運転中の電話応対、コールセンターでの顧客対応など、長時間の通話が多い方におすすめです。
Shokz OpenComm をおすすめしない人
☹ おすすめしない人
- 予算が一万円以内の人
- スポーツメインで使う人
- 通話する頻度が少ない人
- TVや映画鑑賞に使いたい
「Shokz OpenComm」は高性能なマイクを搭載していながら、軽い装着感が魅力。
その分、"決して安い価格ではありません"。
また、スポーツや作業のながら聴きとして使う人だと、"外付けマイクが邪魔になってしまう"かもです。
ちなみに、Bluetoothのコーデックも一般的な「SBC」。
TVでゲームや映画鑑賞を楽しみたい人には、正直おすすめしにくい。
上記に当てはまる方は、以下の商品もチェックしてみてください。
予算1万円以内の人におすすめ
ながら聴きメインの人におすすめ
TVの音を骨伝導で楽しむ
【まとめ】OpenCommは疲れにくい。相手からもノークレームの通話・WEB会議に◎
本記事では「Shokz OpenComm」をレビューしました。
レビューまとめ
- 自信を持って話せるマイク性能
- 一日着けても疲れにくい装着感
- 水濡れを気にせず使える
- 5分の充電で2時間使用OK
- 持ち運び安心のハードケース
長時間の通話もストレスフリー、高性能なマイク付きで、今の時代に必要な機能がしっかり搭載された一品でした。
おうち時間でのながら聴きから、テレワークでのWEB会議、スポーツまで、生活全般をカバーしてくれる素晴らしい一品です。
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