ガジェット ロジクール

【実機で比較】MX Anywhere 3 for Macの違いは?通常版と比較。選び方のポイントも解説する。

2021年8月25日


【実機で比較】MX Anywhere 3 for Macの違いは?通常版と比較。選び方のポイントも解説する。

左:MX Anywhere 3(MX1700GR)
右:MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)

「MX Anywhere 3 for Mac」は通常版とどう違うの…?

こんなこと思いませんか。

本記事では「MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」の違いが伝わるよう、実機で比較してみました。

結論から伝えると、「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」の違いは以下の2点です。

  1. 見た目の色が違う
  2. 付属品が違う(Unifyingレシーバー付属なし、ケーブルの両端がUSB-C)

検討ポイント

実機で検証したところ、MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)は「Windows OS」、「Unifyingレシーバー」でも使えます。

>>詳しくは後述しています。

上記の違いからおすすめする人は以下の通り。

for Mac版をおすすめする人

  • Bluetooth接続だけで使う
  • Macに合ったケーブルで接続したい

通常版をおすすめする人

  • 好みのカラーから選びたい
  • Unifyingレシーバーで安定した操作したい
  • MX KeysCRAFTと合わせる

上記のような結論になる至った理由を、できるだけ分かりやすく、実機で見た目や付属品の違いを比較をしてみました。

本記事が「MX Anywhere 3」を購入する前に見ておいて良かったと思ってもらえれば嬉しいです。

合わせて読みたい

NEWMX Anywhere 3S と MX Anywhere 3 を比較

MX Anywhere 3S の違いを MX Anywhere 3 と比較して解説。選び方のポイントも紹介する。

続きを見る

関連記事MX Anywhere 3をレビュー

MX Anywhere 3 レビュー!2Sとの違いも比較。いつでもどこでも快適に使えるモバイルマウス。

続きを見る

関連記事「MX Anywhere 3」と「MX Master 3」を比較

「MX Anywhere 3」と「MX Master 3」を比較。どっちを選ぶか迷ったあなたの参考に。

続きを見る

「MX Anywhere 3 for Mac」と通常版の【2つの違い】

まずは「MX Anywhere 3」と「MX Anywhere 3 for Mac」の違いを比較するために、表にまとめてみました。

製品名 MX Anywhere 3 MX Anywhere 3 for Mac
画像

amazon

amazon

カラー
ペイルグレー(MX1700PG)
グラファイト(MX1700GR)
ローズ(MX1700RO)

違い
ペイルグレー(MX1700M)
寸法
縦:10.05cm
横:6.5cm
高さ:3.44cm
重量
99g
センサー
Darkfield
(200~4000dpi)
接続方法
Unifying-USB
Bluetooth

違い
Bluetooth
ボタン
6つ(左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック)
MagSpeed電磁気スクロール
あり(自動切り替え機能付き)
水平スクロールホイール
あり(サイドボタンを押しながら、ホイールを回す)
電池
充電式Li-Poバッテリー(500mAh)
電池寿命
1回のフル充電で最大70日使用可能
1分間の急速充電で3時間使用可能
充電端子
USB-C
付属品
USB-C – USB-Aケーブル
Unifyingレシーバー
USB-C – USB-Cケーブル
違い
対応OS
Windows 10 以降
macOS 10.15 以降
iPadOS 13.4 以降
Chrome OS
Linux

違い
macOS 10.15 以降
iPadOS 13.4 以降
保証期間
2年間無償保証

比較してみての大きな違いは以下の2つです。

「MX Anywhere 3 for Mac」との違い

  1. カラー
  2. 付属品

それぞれ詳しく見ていきましょう。

「MX Anywhere 3 for Mac」との違い1:見た目

MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」ではまず見た目のカラーが違います。

まずは真上から。本体のメインカラーに加えて、「logi」の印刷色やその周りのグレーの濃さ、末端のエッジ部分の色味が違います。

前後からの見た目を比較。ボタンの数も同じで、どちらも端子はUSB-Cです。大きな違いは見受けられません

横からの見た目。戻る・進むボタンや、グリップのラバー部分はメインカラーに統一されています。

おさらいに、外観の違いは「カラー」。この部分に関する比較表を載せておきます。

製品名 MX Anywhere 3 MX Anywhere 3 for Mac
カラー
ペイルグレー(MX1700PG)
グラファイト(MX1700GR)
ローズ(MX1700RO)
違い
ペイルグレー(MX1700M)
寸法
縦:10.05cm
横:6.5cm
高さ:3.44cm
重量
99g
ボタン
6つ(左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック)
MagSpeed電磁気スクロール
あり(自動切り替え機能付き)
水平スクロールホイール
あり(サイドボタンを押しながら、ホイールを回す)
充電端子
USB-C

「MX Anywhere 3 for Mac」との違い2:付属品

MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」では付属品も違います。

特筆すべき違いはケーブルの端子

MX Anywhere 3 for Mac(右)」では、最近のMacBookなどで接続しやすい両端が「USB-C」のコネクタになっています。

また、もう一つの違いは「Unifyingレシーバー」です。

Bluetoothに特化した「MX Anywhere 3 for Mac(右)」は「Unifyingレシーバー」が付属なし。


【実機で比較】MX Anywhere 3 for Macの違いは?通常版と比較。選び方のポイントも解説する。

写真は「MX Anywhere 3(MX1700GR)」で「Unifyingレシーバー」付属。

「Unifyingレシーバー」で接続した方が、ペアリングの安定性は高くなります。

必要な方は「MX Anywhere 3(MX1700GR)」がおすすめです。

製品名 MX Anywhere 3 MX Anywhere 3 for Mac
接続方法
Unifying-USB
Bluetooth

違い
Bluetooth
充電端子
USB-C
付属品
USB-C – USB-Aケーブル
Unifyingレシーバー
USB-C – USB-Cケーブル
違い


「MX Anywhere 3 for Mac」は「Unifying」、「Windows」でも使える。


【実機で比較】MX Anywhere 3 for Macの違いは?通常版と比較。選び方のポイントも解説する。

MX Anywhere 3 for Mac」を「Windows」マシンに「Unifyingレシーバー」で接続した様子

公式では「MX Anywhere 3 for Mac」は「Unifying」レシーバーを使ったワイヤレス接続や、「Windows」OSでのマシンは非対応。

でも、実際に試したところ、どちらの使い方でも問題なく使用することができました。

それぞれ、参考となりそうなAmazonの口コミも抜粋して紹介します。

「MX Anywhere 3 for Mac」は「Unifying」で使える

Unifyingレシーバーでも使えます

公式には書かれていませんが、Unifyingでの使用も可能です。

本体に付属していないので、すでに所持しているレシーバーを使い、Unifyingソフトウェアで簡単に繋がりました。

自宅のMACは古すぎて非対応だったので、コレが使えたのは助かりました。

Amazon口コミより

「MX Anywhere 3 for Mac」は「Windows」で使える

for mac だけど、windowsでも使えます

for Macはwindowsでどう動くのか気になっていたのですが、Bluetooth接続であっさりつながり、WindowsのLogicool optionソフトウェア上でもMX anywhere 3 for macとして認識され、ホイール、ボタンの動作設定、アプリケーション毎のプロファイル設定できました。

Amazon口コミより


「MX Anywhere 3 for Mac」の違いを踏まえて【選び方のポイント2つ】

違いは分かったけど、どうやって選ぶのか迷う…

ここからは選び方のポイントを紹介。迷ったときは以下の2点をチェックしてみてください。

  1. Unifyingレシーバーが必要かどうか
  2. キーボードと色を統一したいか

1.Unifyingレシーバーが必要かどうか

「MX Anywhere 3」を選ぶ上で、「Unifyingレシーバー」が必要かどうか検討してみてください。


【実機で比較】MX Anywhere 3 for Macの違いは?通常版と比較。選び方のポイントも解説する。

MX Anywhere 3」には「Unifyingレシーバー」が付属

「Unifyingレシーバー」で接続すれば、Bluetoothよりも接続が途切れにくく安定した接続が可能。

1つあれば、マウス、キーボードなど最大で3台まで機器を登録できます。

検討ポイント

実は、Logicoolのキーボードには「Unifyingレシーバー」がだいたい付属しています。

キーボードと色合いを合わせたいか?

「MX Anywhere 3」で見た目の色を重視するなら、キーボードの色まで妥協せず選ぶのがおすすめです。

自分好みの雰囲気にならず、後で書い直すはめになることも。

参考に「MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」それぞれのキーボードとの合わせを紹介していきます。

MX Anywhere 3 + MX Keys

MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Keys」の合わせたイメージ。

>>>MX Keyの使用感をレビュー

【打鍵感が最高】KX800 MX Keys レビュー|毎日のタイピング作業が楽しくなる至高のキーボード

続きを見る

MX Anywhere 3 for Mac + MX Keys for Mac

MX Master 3 for Mac」と「MX Keys for Mac」をあわせたイメージも参考にどうぞ。

>>>MX Key for Macの使用感をレビュー

ロジクール KX800M MX KEYS for Mac レビュー。US配列でミニマル。Windowsでも使えるか検証。

続きを見る


【まとめ】MX Anywhere 3 for Macとの違いは「見た目」と「付属品」。迷ったら自分の好きな色で選ぶ。

本記事では「MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」の違いについてまとめました。

  1. 見た目の色が違う
  2. 付属品が違う(Unifyingレシーバー付属なし、ケーブルの両端がUSB-C)

ポイント

実機で検証したところ、MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)は「Windows OS」、「Unifyingレシーバー」でも使えます。

上記の違いを踏まえて、「MX Anywhere 3(MX1700GR)」と「MX Anywhere 3 for Mac(MX1700M)」でそれぞれおすすめする人は以下の通りです。

for Mac版をおすすめする人

  • Bluetooth接続だけで使う
  • Macに合ったケーブルで接続したい

通常版をおすすめする人

  • 好みのカラーから選びたい
  • Unifyingレシーバーで安定した操作したい
  • MX KeysCRAFTと合わせる

関連記事


【実機レビュー】ロジクールマウスMXシリーズおすすめランキング5選

続きを見る


MX Anywhere 3 レビュー!2Sとの違いも比較。いつでもどこでも快適に使えるモバイルマウス。

続きを見る


「MX Anywhere 3」と「MX Master 3」を比較。どっちを選ぶか迷ったあなたの参考に。

続きを見る


MX Master 3S レビュー。静音クリック、Logi Bolt対応に。おすすめ設定も紹介。【MX2200sGR】

続きを見る


ロジクール MX Master 3 レビュー|選んで後悔しない至高のマウス。PC操作がストレスフリーに。

続きを見る


【3ヶ月使用】ロジクール MX MASTER 3 for Macレビュー|Mac向けに最適化されたフラッグシップモデル

続きを見る


【手首が快適】ロジクール MX ERGO レビュー。ボタン割当でPC操作が爆速化できる話。(MXTB1s)

続きを見る


MX Mechanical と Mini(KX850)をレビュー。茶軸と赤軸の比較。薄型でキーが打鍵しやすいメカニカルキーボード。

続きを見る


MX Keys S の違いを MX Keys と比較で解説

続きを見る


MX KEYS miniの使い方&レビュー。iPadとのペアリング方法や設定も解説。省スペースかつ軽い打鍵感のキーボード。

続きを見る


【打鍵感が最高】KX800 MX Keys レビュー|毎日のタイピング作業が楽しくなる至高のキーボード

続きを見る


ロジクール KX800M MX KEYS for Mac レビュー。US配列でミニマル。Windowsでも使えるか検証。

続きを見る


ロジクール KX1000s CRAFTのレビュー。ダイヤル入力で直感的な操作、洗練されたデザインのキーボード。

続きを見る


【昇降デスクと好相性】Logicool ERGO K860をレビュー 。角度の調整とパームレストが手首をストレスフリーに。

続きを見る

-ガジェット, ロジクール