BenQは1984年に設立された台湾の電子機器メーカー。
2017年に、BenQは世界初のモニターライト「初代モデル」を開発。
その後も改良を続け、「ScreenBar Pro」は第4世代モデルになります。
目玉機能は2つ。
☑ 目玉機能
- 自動で電源ON/OFFできること。
- 明るく、広範囲に手元を照らせること。
今から導入するなら、間違いなく一押しできるモデルだと感じました。
使い比べてみて、「ScreenBar Pro」をおすすめする人は以下の通り。
おすすめする人
- 長時間パソコン作業をする人
- 広いスペースで作業をする人
- 快適で効率的な作業環境を整えたい人
本記事で「ScreenBar Pro」を詳しくレビューしていきます。
ScreenBar Pro の評価
「ScreenBar Pro」の使用感は、全般的にとても満足しています。
筆者は「初代モデル」「Plus」「Halo」と、歴代シリーズを使っていますが、今までのシリーズの短所を補う、いいとこ取りなモデル。
特に、「センサーON/OFFの便利さ」と、「LEDの明るさ」を味わうと、他のシリーズには戻れない不可逆な体験ができます。
各項目で評価すると以下の通り。
☑ 評価まとめ
- デザイン:非常に良い。他社のモニターライトと一線を画すデザイン性。
- 取り付け方法:簡単。モニターの機種に依存しない互換性。ピッタリ取り付くクランプを採用(特許取得済み)。
- 明るさ:必要十分に明るい。デスクの手元を広範囲に照らしてくれます。
- 使用時の快適さ:快適。特にセンサーでの電源ON/OFFがハンズフリーを実現。
- 電源と接続性:USB-Cケーブルによる安定した電源供給。
- ケーブルの長さ:ケーブル長180cm。昇降デスクで配線時も安心。
- 環境への配慮:環境に優しいパッケージで廃棄しやすい。
- 価格と性能のバランス:約2万円は高めだが、所有欲を満たす機能とデザイン。
ScreenBar Pro の概要
BenQ ScreenBar Pro の概要を以下の流れで解説します。
☑ 概要
- 基本情報
- 主な特徴
基本情報
ScreenBar Pro の基本情報を表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | ScreenBar Pro |
価格 | ¥19,900 |
本体カラー | ブラック、シルバー |
外形寸法 (H x W x D) | 50 x 13.5 x 9.2 cm |
照明範囲 | 85 x 50 cm |
USBケーブルの長さ | 180 cm |
電源入力 | 5V / 最大1.7A USB Type-C |
対応モニターサイズ | 厚さ0.4-6.5cm、湾曲モニター対応 |
明るさ調整 | 16段階 |
色温度調整 | 8段階 |
自動調光機能 | あり |
環境への配慮 | エコフレンドリーなパッケージ |
受賞歴 | 2023年グッドデザイン賞、LIT Lighting Design Awardsなど |
主な特徴
BenQ ScreenBar Pro の主な特徴は以下の通り。
☑ 主な特徴
- 第3世代 ASYM-Light™ 非対称光学技術:画面の眩しさを抑え、目の疲れを軽減
- 調節可能な明るさと色温度:16段階の明るさと8段階の色温度設定
- 自動調光機能:周囲の照明を検知し、明るさを自動で500Luxに調整
- 超音波センサー:人の動きを検知し、自動的に点灯・消灯
- 特許取得のクランプ:モニターに簡単かつ安全に取り付け可能
- フリッカーフリーLED:自然な太陽光に近いスペクトルで、物の本来の色を再現
ScreenBar Pro 他製品との比較
BenQ ScreenBar Proがどのように進化したのか。
以下の流れで、他のモデルと比較しました。
☑ 比較した切り口
- シリーズで比較
- ScreenBar(初代)、Haloとの外観を比較
シリーズ比較表
BenQ ScreenBar シリーズを比較表にまとめました。
項目 | ScreenBar Pro | ScreenBar Halo | ScreenBar(初代) | ScreenBar Plus |
---|---|---|---|---|
本体カラー | ブラック, シルバー | グレー | ブラック | シルバー |
外形寸法 (H x W x D) | 50 x 13.5 x 9.2 cm | 50 x 9.5 x 9.7 cm | 45 x 9 x 9.2 cm | 45 x 9 x 9.2 cm |
照明範囲 | 85 x 50 cm | 63 x 40 cm | 60 x 30 cm | 60 x 30 cm |
USBケーブルの長さ | 180 cm | 150 cm | 150 cm | 150 cm |
電源入力 | USB 5V / 最大1.7A | USB 5V / 1.3A | USB 5V / 1A | USB 5V / 1A |
操作方法 | 本体タッチセンサー | 無線リモコン | 本体タッチセンサー | 有線リモコン |
間接照明 | なし | あり | なし | なし |
Webカメラ対応 | ⚪︎(オプションで固定) | ⚪︎(オプションで固定) | △(乗せるだけ) | △(乗せるだけ) |
価格 | ¥19,900 | ¥24,900 | ¥15,900 | ¥15,900 |
ScreenBar Pro で特筆すべきは照明範囲の広さ。
最新の光学技術(第3世代 ASYM-Light™)の搭載と、光効果的に拡散するデザインで、デスクトップ全体を明るくできます。
また、ケーブル長さも180cmとシリーズ最長。
電源コンセントの位置や、電動昇降デスクで使用した際など、設置条件がより柔軟にできます。
ScreenBar Proと初代、「Halo」と比較
BenQ ScreenBar Pro と、ScreenBar(初代)、ScreenBar 「Halo」の外観を実機比較しました。
横幅を比較。
ScreenBar(初代)は45cmと比べて、「Pro」と「Halo」は横幅50cmと幅広。より広範囲に明るくできます。
クランプ部の比較。
ScreenBar(初代)と「Halo」は丸みを帯びたデザイン。「Pro」はデザインが一新され、シャープな外観に変わりました。
操作方法を比較。
ScreenBar(初代)と「Pro」はタッチ操作。「Halo」は無線リモコンで操作します。
付属ケーブルを比較。
ScreenBar(初代)と「Halo」 はケーブル一体型はケーブル長さ150cm。「Pro」の付属ケーブルは長さ180cmと長めの仕様です。
取り付けた外観を比較。
ScreenBar(初代)と「Pro」は黒のベゼルのディスプレイに馴染む印象。
明るさを比較。
ScreenBar(初代)と比べて明るいのが「Pro」と「Halo」 。
また、「Pro」は広範囲にLED照射が出せるように改良されています。
ScreenBar Pro レビュー、使用感と実際の効果
ScreenBar Pro の使用感をレビュー。実際に使って分かった効果をまとめました。
項目としては以下の通りです。
レビューまとめ
- 電源ON/OFFの煩わしさから解放
- LED幅50cmで広範囲に明るく照らす
- 面倒な設定は不要の自動調光
- 取り付け簡単、ぴったりフィット
- リモコン無しでより省スペースに
- Webカメラ併用も安心
電源ON/OFFの煩わしさから解放
ScreenBar Pro で一番使いやすさを感じたのが、センサーでLEDのON/OFF機能。
過去作で最も使用者の手間を省く、目玉機能だと感じた。
例えば、こんなときに便利。
書斎に入って、チェアに座ろうとしたら電源ON。すぐに作業開始。
作業の合間にコーヒーを淹れて、家族と団らん。
電気をつけっぱなしだと思って書斎に戻ったら既にLEDは OFFになっていることに気付く。
そうか。もう電源 ON/OFFボタンを押さなくてもいいのか。
LED幅50cmで広範囲に明るく照らす
ScreenBar Pro のセード幅は50cm。初代モデルと比べて+5cm。
広範囲にLEDを照射できるから、手元の隅々まで明るい。
自分の視界分なら十分すぎる明るさでした。
面倒な設定は不要の自動調光
自動調光の機能も見逃せない。電源ONの後は、ほったらかしでOK。
長時間の作業で辺りが暗くなっても、勝手に明るさを調整してくれます。
余計なことを気にせず、作業に集中できます。
取り付け簡単、ぴったりフィット
使い始めるまでも簡単。新設計のクリップ取り付けで、ディスプレイ背面にぴったりフィット。
クリップ取り付け部は滑り止めのゴム付きで、位置決めがしやすく、設置後もズレたりすることはありません。
リモコン無しでより省スペースに
前モデルの「Halo」から、「Pro」に切替して使用。
リモコンがなくなって、卓上がよりすっきりした感じがします。
また、センサーON/OFF+自動調光機能があれば、リモコンはなくても案外大丈夫だなと感じました。
Webカメラ併用も安心
モニターライトとWebカメラを併用したい。見た目も美しく。
そんなあなたに、専用オプションがおすすめ。
webカメラの定位置を邪魔せず、美しく使えます。
ScreenBar Pro 使って分かった注意点と選び方
ScreenBar Pro を選ぶ上で、以下の2点は注意点だと感じました。
☑ 注意点
- センサーOFFの時間は5分で固定
- 間接照明の機能はない
センサーOFFの時間は5分で固定
センサー電源OFFの時間は5分で固定。これ以上、時間を短くはできません。
個人的には離席後すぐに消灯、着席時にすぐ点灯してほしいなと感じました。
間接照明の機能はない
前モデル「Halo」と違い、間接照明の機能はなくなりました。
もし、その日の気分で部屋の雰囲気を変えたいなら、別途テープライトを付けるか、前モデルの「Halo」を選択するのがおすすめです。
-
【より良くなった】BenQ ScreenBar Halo レビュー!改善されて完璧になったモニターライト。所有欲を満たす逸品。
続きを見る
ScreenBar Pro レビューまとめ
本記事は「BenQ ScreenBar Proレビュー!自動ON/OFF搭載。手元を明るく、広く照らす。歴代モデルとも比較。」について書きました。
おさらいにレビュー内容を箇条書きにします。
レビューまとめ
- 電源ON/OFFの煩わしさから解放
- LED幅50cmで広範囲に明るく照らす
- 面倒な設定は不要の自動調光
- 取り付け簡単、ぴったりフィット
- リモコン無しでより省スペースに
- Webカメラ併用も安心
注意
- センサーOFFの時間は5分で固定
- 間接照明の機能はない
歴代ScreenBar シリーズを使い比べて、「ScreenBar Pro」をおすすめする人は以下の通りです。
おすすめする人
- 長時間パソコン作業をする人
- 広いスペースで作業をする人
- 快適で効率的な作業環境を整えたい人
リモートワークに慣れてきたあなた。デスク環境をアップデートしてみませんか。
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