Shokzの骨伝導イヤホンはどれがおすすめ?
見比べながら決めたいな。
こんなこと思いませんか?
本記事はShokzの骨伝導イヤホンを徹底比較。
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」でどれがおすすめなのかまとめています。
結論から伝えると…
特定の用途に偏らず、マルチに使える点がイチオシポイント。
装着感も良く、買って後悔しないおすすめのモデルです。
ちなみに、Shokz 骨伝導イヤホン4種類の特長は以下の通り。
選び方の参考にどうぞ。
☑ Shokz 骨伝導 4種類の特長
- OpenRun:装着感重視。骨伝導イヤホンの代名詞的なモデル。
- OpenRun Pro:音質特化。ワンランク上のながら聴きに。
- OpenComm:マイク特化。リモートワークの相棒に。
- OpenMove:最安値モデル。限られた予算のあなたに。
もっと詳しく知りたい。
本記事はそんなあなたに向けてまとめました。
Shokz の骨伝導イヤホン4種類をしっかり比較。
違いを知りたいあなたの参考にどうぞ。
ベストバイ
Shokz(ショックス) とは? どこの国のメーカー?
Shokz とはアメリカ合衆国発の骨伝導イヤホン専門の企業。
旧Aftershokz として、2011年に設立されました。
※2021年12月にブランド名をShokzに変更
骨伝導といえば Shokz と言えるような草分け的なブランドです。
【違いは?】Shokzの骨伝導イヤホン 4種類 を 7つの切り口 で徹底比較!
Shokz の骨伝導イヤホン4種類を7つの切り口で比較しました。
☑ 比較した切り口
- スペックを比較
- 外観を比較
- 装着感を比較
- 音質を比較
- 操作性を比較
- 音漏れの少なさを比較
- マイク性能を比較
スペックを比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」のスペックを表で比較しました。
スペック面でどう違うのか見比べてみましょう。
製品名 | 価格 | 位置付け | サイズ | カラー | 骨伝導技術 | Bluetooth規格 | マイク | 連続使用時間 | 充電時間 | 防水防塵規格 | 重量 | 材質 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
OpenRun | 17,880円(税込) | ミドルクラス | 標準/ミニ | ブラック/ブルー/グレー/レッド | 第8世代 | 5.1 | 通常マイク | 8時間 | 1.5時間 | IP67 | 26g | フルチタン |
OpenRun Pro | 23,880円(税込) | ハイエンドクラス | 標準/ミニ | ブラック/ブルー/ベージュ/ピンク | 第9世代 | 5.1 | 通常マイク | 10時間 | 1時間 | IP55 | 29g | フルチタン |
OpenComm | 22,880円(税込) | ハイエンドクラス | 標準のみ | ブラック | 第7世代 | 5.1 | ブームマイク | 16時間 | 1時間 | IP55 | 33g | フルチタン |
OpenMove | 11,880円(税込) | エントリークラス | 標準のみ | グレー/ブルー/ホワイト/ピンク | 第7世代 | 5.1 | 通常マイク | 6時間 | 2時間 | IP55 | 29g | ヘッドバンドチタン |
比較表より、選び方のポイントは以下の通りです。
- 価格の安さなら「OpenMove」
- ミニサイズが良いなら「OpenRun」と「OpenRun Pro」
- 軽さ、防水性能なら「OpenRun」
- 最新の骨伝導技術なら「OpenRun Pro」
- 長時間使いたいなら「OpenComm」
外観を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」の外観を比較していきます。
真上からの外観。
いずれもバンドでつながっており、左右対称のデザインです。
側面からの外観
唯一、「OpenComm」はブームマイクが付いて特徴のある外観になっています。
裏面の外観。
操作ボタンや電源、充電ポートが配置されています。
「OpenMove」のみ充電端子がUSB-Cポート。
他は専用の充電端子(マグネット脱着)の仕様になっています。
装着感を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」の装着感を比較しました。
それぞれ装着した感想を伝えます。
OpenRunの装着感
自然なフィット感で、装着時の違和感がありません。
OpenRun Pro の装着感
「OpenRun」と同様、自然なフィット感で、装着時の違和感がありません。
OpenComm の装着感
自然なフィット感です。
装着時にブームマイクが邪魔することもありません。
ただ、4種類の中でわずかに重量感があります。
OpenMove の装着感
悪くない装着感ですが、耳元に異物感を感じました。
慣れたら問題ありません。
装着感に優劣をつけるなら以下の通りです。
装着感まとめ
OpenRun > OpenRun Pro > OpenComm > OpenMove
装着感ベスト
音質を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」の音質を比較しました。
聴き比べて、優劣をつけるなら以下の通り。
OpenRun Pro > OpenRun = OpenComm > OpenMove
最上位は「OpenRun Pro」。
耳空きの状態と思えない。低音に深みがあり、ワンランク上のながら聴きを楽しめました。
骨伝導イヤホンを初めて装着する方なら、音の再現性には十分満足できるレベルの音質です。
最後に「OpenMove」。
音をライトに楽しむなら問題ありません。
ただ、「OpenRun」、「OpenComm」と比べると音の再現性に物足りなさを感じました。
全モデルの音質で、共通した注意点。
それは、低音域の迫力が、従来の耳を塞ぐイヤホンに比べると劣ること。
そもそも、ガッツリ音楽鑑賞する用途で作られていません。
操作性を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」の操作性を比較しました。
操作性に優劣をつけるなら以下の通りです。
OpenRun Pro > OpenRun > OpenComm > OpenMove
「OpenRun Pro」と「OpenRun」はボタン面積が広く、ボタンの位置をしっかり捉えることができます。
また、「OpenRun Pro」は
ボタンにクリック感があり、押せたことがはっきり分かるのもポイント。
「OpenComm」と「OpenMove」はボタン位置が離れています。
慣れるまで、あっちこっちとボタンを探してしまうのに煩わしく感じました。
なお、ボタンの押し心地は「OpenComm」の方が良かったです。
操作性ベスト
音漏れの度合いを比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」で音漏れの度合いを比較。
優劣をつけると以下の通り。
OpenRun Pro = OpenRun = OpenComm = OpenMove
厳密には違いますが…
音量を上げると、いずれのモデルも音漏れはしました。
音量が最小なら気にならないレベルです。
ただ、満員電車や、図書館のような静かな場所だと、音漏れが心配になりました。
マイク性能を比較
「OpenRun」と「OpenRun Pro」、「OpenComm」、「OpenMove」のマイク性能を比較しました。
それぞれ、以下のような条件で収録。
☑ 収録条件
- テレワークでの個室を想定
- iPhoneのボイスメモを使って録音
マイク性能が実際にどのように違うのかは聴き比べてみてください。
OpenRun のマイク性能
OpenRun Pro のマイク性能
OpenComm のマイク性能
OpenMove のマイク音声
いかがでしたか。
僕の所感ですが、マイク性能で優劣をつけると以下の通りです。
OpenComm = OpenRun Pro = OpenRun > OpenMove
「OpenComm」はマイク特化のモデルなので、ダントツにクリアな音声がいい。
ただ、無音の個室であれば、「OpenRun Pro」や「OpenRun」でも問題ない範囲のうちだと感じましたよ。
マイク性能ベスト
【結論】Shokzの骨伝導を比較してどれがおすすめ?
全て実機を使って、最初に手にしてほしい商品は「OpenRun」。
価格なら「OpenMove」ですが、装着感は「OpenRun」が勝ります。
メガネやマスクと併用でき、異物感のなさが魅力。
骨伝導イヤホンの良さを「OpenRun」で体感してみてください。
Shokz 骨伝導イヤホン 4種類 の特徴を解説
本記事で比較している、Shokz 骨伝導イヤホン4種類の特徴をまとめました。
それぞれ、個別にレビューもしてますので、迷っている方は合わせて参考にどうぞ。
OpenRun Pro
Shokz の骨伝導イヤホンの中で最上位のモデルが「OpenRun Pro」。
特筆すべきは低音の再現性です。
オープンイヤーと思えない、深みのある低音をながら聴きで楽しめます。
-
Shokz OpenRun Pro 比較レビュー。Aeropexより音質に迫力と深み。マイク音声も良好。
続きを見る
OpenRun
ミドルクラスの位置付けなのが「OpenRun」。
ベストセラー品「Aeropex」の機能を踏襲、付属品を見直したモデルです。
心地よい装着感、音質も楽しめるイチオシ品。
関連記事OpenRun をレビュー
-
Shokz OpenRun 無印の使い方&レビュー。メガネと同時に装着OK。内蔵マイクで通話も良好。防水しっかり。急速充電にも対応。
続きを見る
OpenComm
テレワーク、リモートワークでのWeb会議に活躍するのが「OpenComm」。
マイク性能に特化した、通話重視の骨伝導イヤホンです。
自動車の運転中や、家事をしながらのながら聴きもこなせます。
関連記事OpenComm をレビュー
-
Shokz OpenComm レビュー|使う場所を限定しないマイク性能の骨伝導ヘッドセット
続きを見る
-
Shokz OpenComm UC レビュー。アダプター付きで接続簡単、安定した通話品質。マルチポイント対応でテレワークをもっと快適に。
続きを見る
OpenMove
エントリーモデルの位置付けなのが「OpenMove」。
Shokz 4種類のモデル中、価格が最も安いです。
ながら聴きをまずは体験してみたいあなたにおすすめです。
関連記事OpenMove をレビュー
-
AfterShokz OpenMoveの音質、マイク性能をレビュー。メガネ併用OKでコスパ抜群の骨伝導イヤホン。
続きを見る
Shokz 4種類 の比較まとめ
本記事では「Shokz(ショックス) 骨伝導イヤホン4種類の違いを比較!OpenRunとOpenRun Pro、OpenComm、OpenMoveでどれがおすすめ?」について書きました。
おさらいに、本記事で伝えたかったことをまとめます。
☑ Shokz 骨伝導 4種類の特長
- OpenRun:装着感重視。骨伝導イヤホンの代名詞的なモデル。
- OpenRun Pro:音質特化。ワンランク上のながら聴きに。
- OpenComm:マイク特化。リモートワークの相棒に。
- OpenMove:最安値モデル。限られた予算のあなたに。
Shokz の骨伝導イヤホンを比較して、
特定の用途が特に決まっておらずマルチに使えます。
装着感が良く、買って後悔しない選択をしたいならおすすめのモデルです。
ベストバイ