メモ
本記事ではEcoFlow ポータブル電源「RIVER」をレビューした。
家電製品やソーラーパネルを使った検証も実施。検討中のあなたの参考に。
電源がない場所でガッツリPC作業したい!
万が一の際の電源確保が心配…
こんなあなたにおすすめしたいのが、EcoFlowのポータブル電源「RIVER」だ。
バッテリー容量は「288Wh」。小型タイプながら、定格600Wと高出力。
「X-Boost」機能を使えばなんと、最大1200Wの家電まで動作できる。
X-Boostとは
EcoFlow社独自のテクノロジー。X-Boost機能をオンにすることによって最大で1200W出力のデバイスに電力を供給できます。
キャリーハンドル付きで持ち運びもしやすい。
バッテリーがなくなったら、「X-Stream」機能が活躍。
壁コンセントからの蓄電なら、約60分でバッテリー残量が90%まで回復した。
X-Streamとは
EcoFlow社独自のテクノロジー。90%まで1時間以内で充電でき、100%までわずか1.6時間で充電が可能。アダプターが不要なのもメリット。
また、実際に使って容量が足りないと感じるなら、「エクストラバッテリー」で容量アップもできる。
本記事では小型かつパワフルなEcoFlow ポータブル電源「RIVER」をレビュー。
ノマドワークしたいあなたに、防災品としてストックしておきたいあなたにおすすめしたい一品だ。
レビューまとめ
- 定格出力が600Wと大きい
- 電源のない場所で長時間作業できる
- 高級感のある質感で色も落ち着いている
- 持ち回りのデバイスを一括接続できる
- 約90分でフル充電が完了する
- 持ち運びしやすい重量感
- 視認性の良い液晶ディスプレイ
検討ポイント
- 容量が足りなければ拡張もOK
- LED照明は懐中電灯の用途として検討
- 家電やDIYツールを動かす用途には物足りない
キャンペーン情報
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EcoFlow DELTA Max 1600レビュー。大容量かつ高出力。大は小を兼ねるを体現したポータブル電源。
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EcoFlow ポータブル電源 RIVERの概要【RIVER Maxと比較】
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」の概要について。
まずはスペックから見ていきたい。
EcoFlow ポータブル電源 RIVERの仕様
同社から発売されているRIVER Maxとスペック表にまとめて比較した。
製品名 | RIVER | RIVER Max |
---|---|---|
画像 | ||
違い 容量 |
(80,000mAh) |
(160,000mAh) |
違い サイズ |
||
違い 重量 |
||
AC出力 | (最大1200W) |
|
違い AC充電 (入力時) |
||
AC充電時間 | ||
ポート数 | (入出力合わせて) |
|
ACポート | ||
USB-C出力 | ||
内蔵電池 | ||
充電サイクル |
EcoFlow ポータブル電源 RIVERの特徴
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」のバッテリー容量は「288Wh」。
「288Wh」という容量は例えば、以下のような使用時間の目安となる。
ポータブル電源「RIVER」の容量目安
機器 | 使用時間 |
---|---|
ちなみに、AC出力は家庭の壁コンセントと同じ純正弦波を採用。
周波数の切り替えができるので、地域を問わず使用することができる。
また、IoT対応なのも魅力。
スマホアプリ「EcoFlow」を使って、個人に合わせた細かい設定もできる。
EcoFlow ポータブル電源 RIVERの付属品と外観
それでは実物を元にチェックしていこう。
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」が届いた際の荷姿。
パッケージを開けると、しっかりとした緩衝材。
ポータブル電源「RIVER」の付属品
開封が一通り終わったところで、EcoFlowのポータブル電源「RIVER」の付属品をチェック。
以下のような同梱物が入っていた。
部品番号 | 部品の名称 |
---|---|
1 | |
2 | |
3 | |
4 | |
5 | |
6 |
ポータブル電源「RIVER」の外観
それでは、EcoFlowのポータブル電源「RIVER」の外観をチェックしていこう。
正面はLEDライトやUSBポート、DC出力ポートなど、機器を充電するための端子が搭載。
※ビープ音はアプリ設定で消すこともできる。
本体サイズは28.8×18.5×19.4cm、重量は約5kg。
背面はシンプルな見た目。特にポートなどはない。
側面は蓄電用のポートを搭載。
AC電源と、シガーソケット、ソーラーパネルからの蓄電に対応している。
反対側の側面はAC出力ポートが3つと放熱ファン。
EcoFlow ポータブル電源 RIVERの検証レビュー
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」を実際に使って、動作するのか検証レビューを行った。
RIVERでノートパソコンを充電
まずは13インチの「MacBook Air」で使用。
何時間ぶっ通しで使えるのか検証したかったので、あえてバッテリー残量が100%の状態で接続。
RIVERのAC出力を家電で検証
1200WのドライヤーをAC接続。
壁コンセントに接続するより風量は弱くはなるが、最大風量の「TURBO(ターボ)」モードも動かすことができた。
また、1200W以上の家電は非推奨だが、1400Wの電子ケトルも動かせた。
お湯を沸かすのに少し時間はかかるものの、美味しいコーヒーを淹れることができた。
RIVERへの充電スピードを検証
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」本体への充電スピードも検証。
AC電源ケーブルにポータブル電源「RIVER」本体を接続して計測。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
なんと、1時間で約90%まで蓄電されていた。爆速すぎる。
検証中にアプリで充電スピードを確認したところ、最大で270Wで給電も。
充電中は40℃近くまで上昇していた。
「RIVER」本体に手を当てると、ほんのり暖かいぐらいの温度感。
また、発電機の様に騒音が出ないのも「RIVER」の魅力。
充電中のファンの音あまり気にならない。
例えるなら、水槽のエアーポンプぐらいの稼働音。静かな部屋だと気がつくかなというレベル。
ソーラーパネルでの充電を検証
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」を「EcoFlow 160Wソーラーパネル」で充電を検証してみる。
ただ、「EcoFlow 160Wソーラーパネル」は専用ケース付き。
折り畳んで収納すれば、持ち運びの際も苦にならない。
検証時の天気は快晴、気温は23℃、午後12時〜14時頃の時間帯で計測を行った。
バッテリー残量38%の際に、出力を計測すると95W。
約2時間ほどで充電が完了するような表示がされていた。
EcoFlow ポータブル電源 RIVERのレビュー。コンパクトなのに高出力。容量の拡張も魅力的。
ここからは、EcoFlowのポータブル電源「RIVER」を実際に使用した感想を踏まえてレビュー。
箇条書きにまとめると以下の通り。
☑ レビューまとめ
- 定格出力が600Wと大きい
- 電源のない場所で長時間作業できる
- 高級感のある質感で色も落ち着いている
- 持ち回りのデバイスを一括接続できる
- 約90分でフル充電が完了する
- 持ち運びしやすい重量感
- 視認性の良い液晶ディスプレイ
定格出力が600Wと大きい
サイズ感の割に定格600Wと出力が高く、「X-Boost」機能も使えば最大出力1200Wまでブーストできる。
600Wを大きく超える出力も、落ちずに使えてしまうのが良い。
電源のない場所で長時間作業できる
電源のない場所で家電が動かせるのはポータブル電源の魅力。
在宅ワークの気分転換に、ベランダでノートパソコン作業なんてことも。
ほぼ1日中使えるので、場所に左右されないノマドワークスタイルが実現できる。
高級感のある質感で色も落ち着いている
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」はデザインがかっこいい。
リビングに置いても工具感がなく、完全にオシャレ家電。
シックなブラック基調のデザインで、アウトドアで使います的な見た目じゃないからよき。
持ち回りのデバイスを一括接続できる
最大で10台のデバイスまで同時に出力できるのもEcoFlowのポータブル電源「RIVER」の魅力。
家族のスマートフォンから、持ち回りのガジェット、ノートパソコンまで。
手持ちのデバイスを一括で充電できてしまう。
約90分でフル充電が完了する
「X-Stream」技術で爆速な充電が可能。
特に驚くのはバッテリー切れの状態から約60分で90%の容量まで回復すること。
翌日ガッツリ使いたい時や、外出までに急いでいる場合にも重宝する機能だと感じた。
持ち運びしやすい重量感
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」の重量は約5kg。
ポータブル電源本体がそんなに重くなく、片手で持てるサイズなのがいい。
視認性の良い液晶ディスプレイ
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」は液晶ディスプレイが分かりやすい。
バッテリー残量や接続機器のW数などを分かりやすく表示。
あれ?この表示は何?といった疑問が湧くことがなかった。
ここに注意…!EcoFlow ポータブル電源 RIVERを検討する上でのポイントが3つ
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」を使ってみて、気になった点を3つピックアップ。
☹ 気になった点
- 容量が足りなければ拡張もOK
- LED照明は懐中電灯の用途として検討
- 家電やDIYツールを動かす用途には物足りないかも
検討する上で当てはまっていないのか、チェックポイントとして活用してみてほしい。
1.容量が足りなければ拡張もOK
バッテリー容量に拡張性を持たせているのは、EcoFlowのポータブル電源「RIVER」の魅力。
とりあえず試しで使ってみて、使用する用途に容量が足りなければ「エクストラバッテリー」で容量を倍に。
必要十分を見極めた上で追加できるのは失敗が少ないのではと思う。
2.LED照明は懐中電灯の用途として検討
LED照明はディフューザーがないので拡散しない。
また、LED照明自体の指向性が高く、光量としては結構まぶしい。
LEDランタンのような手元照明ではなく、懐中電灯的な使い方を前提に検討した方が良いと感じた。
3.家電やDIYツールを動かす用途には物足りないかも
「X-Boost」機能で1200Wまでの家電が使える半面、本体に負荷がかかってしまう。非常時のみの利用が推奨。
日常的に高出力な家電製品を使いたい場合は、「DELTAシリーズ」をおすすめしたい。
-
EcoFlow DELTA Max 1600レビュー。大容量かつ高出力。大は小を兼ねるを体現したポータブル電源。
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【まとめ】EcoFlow ポータブル電源 RIVERはリモートワークの電源確保や防災備蓄品におすすめ
本記事では「EcoFlow ポータブル電源 RIVERのレビュー。コンパクトなのに高出力。容量の拡張も魅力的。」についてまとめた。
おさらいにレビューの内容をまとめると以下の通りだ。
レビューまとめ
- 定格出力が600Wと大きい
- 電源のない場所で長時間作業できる
- 高級感のある質感で色も落ち着いている
- 持ち回りのデバイスを一括接続できる
- 約90分でフル充電が完了する
- 持ち運びしやすい重量感
- 視認性の良い液晶ディスプレイ
検討ポイント
- 容量が足りなければ拡張もOK
- LED照明は懐中電灯の用途として検討
- 家電やDIYツールを動かす用途には物足りない
EcoFlowのポータブル電源「RIVER」はキャンプのようなアウトドア以外に、日常生活でのデバイスやガジェットの充電にも便利でしっかり活躍。
非常用のストック電源としても活躍してくれるから、備えあれば憂いなしの一品だった。