メモ
本記事ではTP-Linkの中継機「RE705X AX3000」をレビュー。RE700X、RE605Xとの違いも比較しました。
おうちでWi-Fi電波が届かない場所がある…
せっかく中継機使うなら、速度の速いモデルがいいな。
そんなあなたに「TP-Link RE705X」がおすすめです。
「TP-Link RE705X」は5GHz帯で2402Mbpsの速度を実現したWi-Fi 6対応の中継機。
TP-Linkの中継機でもハイエンドの性能を誇ります。
ビームフォーミング搭載の外部アンテナ。
接続デバイスに向けて、電波を集中して飛ばします。
OneMesh対応ルーターと接続すれば、Wi-Fi切り替え時も途切れない。
シームレスに接続できて、ストレスフリーです。
初期設定も簡単。
壁コンセントに挿して、専用アプリに従って設定するだけ。
「TP-Link RE705X」を使えば、Wi-Fiルーターから離れた場所でも爆速に。
おうちのネット環境をよりリッチに、よりスマートにできますよ。
レビューまとめ
- 初期設定は簡単
- 驚きの通信速度
- RE605Xより速い
- 壁面で邪魔にならない
- LED点灯はON/OFF可能
気になった点
- アンテナに存在感がある
- 中継機では価格設定が高め
内蔵アンテナタイプ
RE705X と RE700X、RE605Xの違いは?
「TP-Link RE705X」と「RE700X」、「RE605X」のスペックを表にまとめました。
製品名 | RE705X | RE700X | RE605X |
---|---|---|---|
画像 | |||
アンテナ | |||
周波数範囲 | |||
通信速度(理論値) | 5GHz:2402Mbps |
5GHz:2402Mbps |
5GHz:1201Mbps |
寸法 | |||
消費電力 | |||
OneMesh |
「RE705X」外付けアンテナ、「RE700X」は内蔵アンテナになります。
電波強度は外付けアンテナの方が安定しているはず。(気持ち的な面も含めて)
また、
5GHz帯の場合、「RE705X」は2402Mbpsと、「RE605X」の2倍速いスペックです。
電波の安定性と、通信速度が「RE705X」を選択する理由になります。
ここに注意…!RE705X で気になったところが2点
「TP-Link RE705X」で気になったところが2点ありました。
☑ 気になった点
- アンテナに存在感がある
- 中継機では価格設定が高め
アンテナに存在感がある
1つ目に、アンテナに存在感があること。
「RE705X」は外付けアンテナタイプ。
使用する時にはアンテナを常に上向きにする必要があります。
中継機では価格設定が高め
もう1つは価格設定が高いこと。
通信速度が速い反面、価格が1万円程度します。
参考にTP-Link の Wi-Fi 6対応 中継機の値段と性能を表に並べました。
製品名 | RE705X |
RE700X |
RE605X |
RE600X |
RE505X |
---|---|---|---|---|---|
(Amazon) |
|||||
(理論値) |
5GHz:2402Mbps |
5GHz:2402Mbps |
5GHz:1201Mbps |
5GHz:1201Mbps |
5GHz:1200Mbps |
RE705X の接続テスト【Wi-Fi速度を検証】
「TP-Link RE705X」をいざ設置。
我が家の2階のWi-Fi速度を測って検証しました。
通信速度の計測は以下の条件です。
☑ 検証した条件
- 木造2階建て
- 楽天ひかり回線
- 5GHz帯 で iPv6
- 端末はiPhone 14 Pro
- 日曜日の12時40分頃
※昼間はネットが混雑します - Fast.comを使用
使用するWi-Fiルーターは「TP-Link Archer AX73」。
速度の速いWi-Fiルーターですが、唯一の問題は2Fの「寝室」と「納戸」に電波が届かないこと。
中継機を使用しない場合で速度を検証した結果が以下。
Wi-Fiが外れてたりする電波強度です。
そこで、2Fに中継機「TP-Link RE705X」を設置。
設置した場所は赤色の箇所です。
「RE705X」を使って検証した結果が以下の通り。
YouTubeのような動画再生や、画像のアップロード、資料のダウンロードまで快適になりました。
RE705X の使用感をレビュー【RE605X より速くて快適】
「TP-Link RE705X」の使用感を踏まえて、以下の項目でレビューします。
☑ レビュー項目
- Archer AX73 と問題なく接続
- 前作RE605X より速くて快適
- 壁面に挿すだけで邪魔にならない
- LEDは点灯スケジュール設定が可能
Archer AX73 と問題なく接続
まず、TP-LinkのWi-Fiルーター「Archer AX73」を使って接続設定。
全く問題なく、すぐに接続設定が完了しました。
設定していく中で、つまずいた点もなし。
アプリの手順に従って、コンセントに接続するだけの簡単設定でした。
前作RE605X より速くて快適
「TP-Link RE705X」は前作「RE605X」と比べて約1.5倍速い。
特に画像のアップロードや、資料のダウンロードなどの重い作業でその違いを感じられました。
しかも、本体サイズはそのまま。
コンセント周りを邪魔せず、スペックアップしているのも魅力です。
壁面に挿すだけで邪魔にならない
「RE705X」の設置は壁面に直挿しするだけ。
下のコンセントの邪魔にならないコンパクトな設計です。
ロボット掃除機の掃除にも干渉しないから、手入れも楽ちん。
LEDは点灯スケジュール設定が可能
「RE705X」のLEDはアプリで制御が可能。
常時オフや、時間帯でオン/オフを決められます。
だから、寝室に設置してもLEDが煩わしく感じず、節電にもつながります。
RE705X の同梱物・外観
「TP-Link RE705X」の同梱物・外観をチェックしていきます。
以下は「TP-Link RE705X」が届いた時のパッケージ。
いざ開封していきましょう。
全て開封した際の同梱物は以下の通りです。
「RE705X 本体」の外観をチェックしていきます。
アンテナは可動式で上向きに変えて使用しましょう。
本体の表面には保護フィルムが貼り付け。
剥がして使いましょう。
正面と背面からの外観。
コンセントに挿すとLEDが点灯します。
背面はプラグが突出。
コンセント直挿しタイプです。
側面の外観。
向かって左側面にはLANポート。
アクセスポイントとして使用する際にLANケーブルを接続します。
向かって右側面にはWPSボタンとリセットボタン。
リセットボタンは設定を工場出荷時に戻したい場合に使用します。
レビューまとめ
本記事では「TP-Link RE705X AX3000をレビュー!RE605Xより速い!とにかくスピード重視の中継機」についてまとめました。
「TP-Link RE705X 」のレビュー内容をおさらいすると、以下の通りです。
レビューまとめ
- 初期設定は簡単
- 驚きの通信速度
- RE605Xより速い
- 壁面で邪魔にならない
- LED点灯はON/OFF可能
気になった点
- アンテナに存在感がある
- 中継機では価格設定が高め
前作「RE605X」と比較して、実測で約1.5倍のスピードが出せる「RE705X」。
「TP-Link RE705X」はスピード重視のあなたにおすすめの中継機です。
内蔵アンテナタイプ